ディクテーションとは、簡単にいうと「書き取りの練習」です。
最近はアプリやサイトも充実してきて、ディクテーションを学べるツールも増えてきているのがうれしいですね。
ただ、「多すぎてどれをやったらいいか分からない...」という話もよく聞きます。
というわけで今回は、
- 英語ディクテーションにおすすめのウェブサイト、アプリ、書籍教材(無料・有料)
をご紹介します!
「ディクテーション学習をしてみたい」「新しい教材を試してみたい」というあなたに参考になるとうれしいです。
英語ディクテーションのおすすめアプリ・サイト【比較】
まずは、スマホアプリやウェブサイトで学習できるものをご紹介します。
スマホアプリやウェブサイトでの学習には、
- さっと取り出せてどこでも勉強できる手軽さ
- スキマ時間でできる
このようなメリットがあります。
英語リスニング無料学習館 / ディクトレ [サイト/アプリ]
対応デバイス | PC, スマートフォン |
スマホアプリ | あり『ディクトレ』 (Android,iOSどちらも対応) |
書き取り方法 | タイピング |
書き取りスタイル | 文記述式 |
無料/有料 | 無料 |
公式サイト | https://english-listening-center.com/ |
ここがおすすめポイント
- 短い英会話、TOEIC練習用、Youtube動画抜粋、シチュエーション別など様々な形式のものが数多く試せる
- スピードは一定の速さだが、ループ再生で何度も確認できる
- 1問ごとに日本語訳、単語訳、解説などがある
- ディクテーションのみならず、シャドウイングも行えるように機能がついているので多角的に学習できる
こんな人におすすめ
- いろんなタイプのディクテーションをやりたい人
- 日本語での解説も確認したい人
- ディクテーションと併せて、音読やシャドウィングも一緒に学習したい人
VOA 英語リスニング、英語ディクテーション(+単語帳)[アプリ]
対応デバイス | スマートフォン |
スマホアプリ | あり (Android,iOSどちらも対応) |
書き取り方法 | タイピング |
書き取りスタイル | 穴埋め式 |
無料/有料 | 無料 |
ここがおすすめポイント
- Voice of America (アメリカを紹介するアメリカ合衆国国営の国際放送機関)発信のニュースを使った学習
- ニュースのジャンルは多岐にわたり、毎日5記事が更新されているので時事的な単語が学べる
- 同じ記事に対して3つのレベル分け
- 再生スピードが調整できる
- 「タイピングを始める」=「音声が止まるタイミング」、つまり読み上げのタイミングをコントロールできるので、焦る必要がない
こんな人におすすめ
- 出題は一記事文まるごとなので、長文で挑戦したい中級〜上級者
- 時事的な単語や内容を中心に学びたい人
「スタディサプリENGLISH」『新日常英会話コース』[サイト/アプリ]
対応デバイス | PC、スマートフォン |
スマホアプリ | あり (Android,iOSどちらも対応) |
書き取り方法 | タイピング |
書き取りスタイル | 穴埋め式 |
無料/有料 | 有料(無料体験あり) |
運営 | リクルート |
URL | スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース) |
ここがおすすめポイント
- ディクテーション対応。速度&キーボード設定などが調整できる
- 多角的にしっかりと構成されていて、指示にしたがって学習を進めればいいので、楽ちん
- スコアや時間の解析、間違ったところの解説や例文、単語などかゆいところに手が届く細かなケアがある
- 最初に現在の英語力をレベルチェック。自分のレベルに合ったものを提案してくれる
- 通知機能を利用して、継続的な学習ができる
こんな人におすすめ
- 「おもてなし英語」や「海外旅行英会話」を身に着けたい人
- 通勤&通学時間を利用したい人
- 自分だけではなかなか継続的に学習できない人
すべてのコンテンツを試してみたいなら、プレミアム会員登録(有料)という選択もありです。7日間無料で試せるのでまずはそこで継続してやってみてその効果をみてみるのもいいと思います。
\1回最短3分から!スキマ時間でレッスン/
スタディサプリENGLISH (新日常英会話コース)を無料で体験する
スタディサプリEnglish ビジネス英語コース [サイト/アプリ]
対応デバイス | PC、スマートフォン |
スマホアプリ | あり (Android,iOSどちらも対応) |
書き取り方法 | タイピング |
書き取りスタイル | 穴埋め式 |
無料/有料 | 有料(無料体験あり) |
運営 | リクルート |
URL | ビジネス英会話スタディサプリEnglish |
ここがポイント
- ビジネス現場で使える英語でディクテーションができる(中学レベル文法の見直しから実践的なビジネスシーンに対応)
- ディクテーションコーナー対応あり。速度と制限調整可
- きちんと体系化されているので指示にしたがってやればいいので楽
- 同じ会話に対して9つの学習法があり。アプローチはさまざまに同じ内容のものをリピートし習得するので定着しやすい
- 通知機能を利用して継続的に学習できる
こんな人におすすめ
- 通勤時間で、スキマ時間で気軽に学習して継続していきたい
- 中学英語の学び直しレベルだがやってみたい
- ビジネスレベルの英語力が欲しい
- 自分だけではなかなか学習が続かない人
有料版ではかなりの量の練習ができます。すべての機能が7日間無料で体験できます。7日間アプリの指示どおりに継続してみるとどのような成果を得られるのか、無料体験でみてみるのもおすすめです。
\ 「下町ロケット」などを手掛けた脚本家、稲葉一広氏によるドラマ式レッスン!/
Learn English Network (ウェブサイト)
対応デバイス | PC |
スマホアプリ | なし |
書き取り方法 | ペンと紙で |
書き取りスタイル | 文記述式 |
無料/有料 | 無料 |
公式サイト | https://www.learnenglish.de/dictationpage.html |
ここがポイント
- イギリス英語で読み上げ
- 2つのレベル分け:Elementary / Intermediate
- イギリスやヨーロッパについての話題が多い
- 指示もすべて英語なので読み取りの練習にもなる
こんな人におすすめ
- イギリス英語のリスニング力を伸ばしたい人
- 日本以外のサイトでやってみたい人
- IELTS対策をしたい人
「ディクテーションってなにから始めたらいいの?」「用意するものは?」「やり方のコツってある?」「教材をもう少しアレンジして使ってみたい」などを知りたい方は『ディクテーションのやり方&コツ』の記事も参考にしてくださいね。
英語ディクテーションのおすすめ本教材4選!
「やっぱり紙とペンで手を動かしながら学習したい」という方は本教材がおすすめです。日常会話からビジネス会話まで目的に合わせて選べます。
ゼロからスタート 英語を聞き取るトレーニングブック
- 1日10分でOK!
- 単語の書きとりからスタート。短期間でビギナーレベルのリスニング力が中上級レベルにまで高まります。
- 短文から会話・アナウンス・ニュースまで、さまざまな素材で練習、発音もこの1冊でマスターできる。
CD付 聞いて書きとる英語リスニング300問
- 「I canとI can’tが聞き分けられない!」など、聞きとれない原因を5つのパターンから解明し、300問の実践トレーニングで耳をきたえる。
- 日本人の苦手なリスニングに特化したリスニング入門書。
- 初級150問⇒中級100問⇒上級50問。
英語リスニングの鬼100則
- 英語リスニング強化本。それぞれの音について詳しく分かりやすく解説。
- 解説後の練習問題のひとつとしてディクテーションが用意されている。
- 自分が間違った箇所の解説をすぐに確認できるので、学習効果が高い。
ディクテーションで覚えるビジネス英語必須パターン123
ビジネス英語は定型であることも多いので、実際に書いて型を知っておくこともおすすめです。英語の学習時間を有効的に使いたいビジネスパーソンにおすすめです。
英語ディクテーションのアプリやサイト・教材を紹介!【おすすめ9選】のまとめ
今回はディクテーション学習に特化した教材をご紹介しました。
日本では馴染みのない学習法ですので、まずはディクテーション対応のものから始めてみてやり方のコツをつかむのが大事だと思います。
スキマ時間で継続的に学びたい人はアプリやサイトで、やっぱり紙とペンで手を動かしながら学習したい人は本教材がおすすめです。
学習方法は人によって違いますので、自分の目的やレベルに合わせた方法や教材を試してみてください。継続的に学習できるようなものを選んでみましょう!