
こんな悩みにお答えします!
大人になって英語をやり直すときに目指したいのが、中学英語をしっかりとマスターするということです。なぜなら、英文法の9割が中学校で習う英語に含まれているから。
あなたが今、
- 英語を話そうとすると語順を無視しがち
- とにかく頭に浮かんだ単語を発している
- 英語で話しかけられると(もしくは英語のコメントを読むと)固まる...
という段階であれば、ぜひ中学英語からやり直してみてください。
今回は、中学英語やり直しでおすすめの教材をご紹介します!(今後もいろいろと試しておすすめのものを更新予定!)
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版」山田暢彦 監修
原則文法用語を使っていないので、解説が読みやすいのも特徴。イラストが多くイメージが湧きやすいのも嬉しい点です。

参考書は音声付きなので発音の確認に役立ちます。スピーキングの練習にも使えます。
一点注意があって、それでは例文が学生向けのものあることです。その場合は、単語を置き換えてあなたが実際に使える例文にすると良いでしょう。

練習問題が多い文法書は、このように使うのが効果的です。
- まずは文法内容を確認
- あまり細かいところは気にせずに、練習問題を解く(問題を解くことで自分の理解度が分かる)
- 間違えたところを文法解説で確認
- 最後にもう一度同じ問題を解く(文法を理解しながら正解できたら、その文法は理解しているサインです!)
- 参考書についている音声で英文の発音を確認(アクセント、つながっている音など)
- 音声に続いて音読する!
理解できているところは放っておいても大丈夫。弱いところ、いまいち分かっていないところをしっかりと改善していくようにしましょう。

文法と一緒に英語の音の確認もすることで、リスニング力も上がっていきます。
「この英文、こんな場面で使えそうだな」など実際にあなたが使うことを意識しながら、音声をまねて声に出して下さいね。
英語を使って会話をしたいなら、どんな英文でも一度は音読して英語の音に慣れることを意識しましょう。
「改訂版 中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本」濵崎潤之輔 著
大事なことをポイントおさえて解説されています。
音声はダウンロードできますのでしっかりと音読して実際に会話でも使えるように練習しましょう。
各項目の練習問題は少なめですが、パート毎にまとめてトレーニングできます。

こちらも、例文が中学生向けのものあるので単語を置き換えて、あなたが実際に使える例文をつくりましょう。
「毎日の英文法」James M. Vardaman著
話すために必要な基本の英文法(=中学校英語をカバー)が紹介されています。音声ダウンロード付きでスピーキング練習も可能です。
解説は上の2冊に比べて少なめですが重要なポイントはおさえてあります。

特にこの教材がおすすめの理由は、例文が大人向けで日常生活で使える自然な英文が揃っていること。
そして基本7つの例文にくわえて、単語入れ替え済みの例文がもう7文あるため、英単語入れ替えのパターンを体感できます。

英文法学習におすすめの教材【初級・初心者向け】
今回は、英語初級・初心者向けにおすすめの英文法教材をご紹介しました。
ポイントは「中学校で習った英文法をしっかりとマスターすること」です。練習問題を解いたら、音声を使って音読をして、実際に使う準備もしておきましょう!