- 英語の発音ができない、難しい!
- 英語の発音ルールが知りたい!
こんな質問にお答えします。
初めにお伝えすると、初心者のレベルから英語ネイティブ並の発音を目指す必要はありません。

英語の音を認識して自分で発声できるようになれば、必ず相手の言っている英語も聞きとれるようになるはずです。
今回は、英語の音を認識するのにおすすめの教材をご紹介します。
「耳慣らし英語リスニング 2週間集中ゼミ」小川直樹 監修・執筆
"リスニング"というタイトルですが、あなたの英語が伝わりやすくなるために必要な音やルールが解説されいるので、発音を強化したい方にもおすすめです。
この本で学べることは、英語の発音の全体像です。
母語・子音だけではなく、音声変化、強弱、リズム、イントネーションをはじめ、短縮形や英米の発音の違い、カタカナの外来語の発音など。

例や練習も「文単位」なので、実際に会話で出てくる形で本番に備えることができるのも良いです。
120ページと薄めの本なので、時間がない方はまずこちらの本で2週間、英語の音の特徴をつかみましょう。
「英語リスニングの鬼100則」米山明日香著
こちらは「リスニング」と謳っていますが、英語の音をひとつずつ詳しく解説してあり音声もついているので発音強化の練習にも十分に活用できます。

「解説で音の仕組みを確認 → 音声で音の出し方を練習 → 力試し」この流れで、本当にあなたがその音を聞き取れるようになったかを確認することができます。
本は厚めですが、例えば1音4ページの内、解説は1ページ半長くても2ページ、残りの2ページが練習問題という割合です。
練習問題を多くこなして英語発音の感覚を掴みたい方にオススメです。
「英語耳 発音ができるとリスニングができる」松澤 喜好 著
発音リスニング分野で、20年近く高い人気を誇る本ですので、知っている方も多いのではないでしょうか。
改訂3版では、現代の生活に合わせて内容を更新してあります。
ひとつひとつの音もしっかり解説、練習もでき安定の名著です。音が分からなかったときにさっと調べられる手軽さの薄さも良いですね。
「あいうえおフォニックス 母音/子音」
YouTubeでも人気のチャンネル、あいうえおフォニックス。
「このくらいで大丈夫だよ」のように、やさしくてゆるめの雰囲気で解説してくれるのでリラックスして取り組めます。
イラストも分かりやすく、さらに動画でも確認できるので飽きません。その音が使われている単語をたくさん提示してくれるため、実際に使う形で練習できるのも嬉しいポイントです。
英語の発音ができない・難しい!発音の練習におすすめの教材
今回は、英語の発音強化におすすめの参考書をご紹介しました。
ご紹介した教材で、まず英語の音をひとつずつ確認しましょう。
そして、その後さまざまな形で英語に出会ったときに発音が分からないときは、めんどくさがらずに確認しながら、確実にその音を発音できるようにしていきましょう!