- 英語の発音ができない、難しい!
- 英語の発音ルールが知りたい!
こんな質問にお答えします。
初めにお伝えすると、初心者のレベルから英語ネイティブ並の発音を目指す必要はありません。
今回は、英語の音を認識するのにおすすめの教材をご紹介します。
英語の発音学習って何を学ぶ?
英語のやり直しを初級からはじめる場合、まずは
- 日本語にはない子音、母音
から意識的に練習していくのがおすすめです。
発声の仕方を知らない英語の音は、日本語の音でカバーしてしまうので、意味が通じなかったり別の単語に聞こえてしまうことがあります。
英語の音を認識して自分で発声できるようになれば、相手の言っている英語も聞きとりやすくなるはずです。
次に、「ゆっくりめの教材の英語音声なら聞き取れるけれど、映画や動画などになると全然聞き取れない!」というレベルになれば、
- 英語の音声変化のルール
を学ぶと効果的です。早い英語が聞き取れるようになります。
次に、これらを踏まえて、おすすめの教材を紹介します。
「英語耳 発音ができるとリスニングができる」松澤 喜好 著
発音リスニング分野で、20年近く高い人気を誇る本。知っている方も多いのではないでしょうか。
改訂3版では、現代の生活に合わせて内容を更新。これまで付属していた音声CDに加えて、mp3の音声データも利用できるようになりました。
子音・母音の発音方法、音声変化のルールがひとつずつ丁寧に学べます。そしてこれらの知識をもとに、生の英語を使った学習法、英文読書のすすめなど、発音矯正だけにとどまらない英語力UPの方法が満載。
発音の仕方がわからなかったときに、さっと調べられる手軽さの薄さも良いですね。
英語の発音 この15語だけで身につきます!瀬野えりこ 著
英語の発音に必要な、基本とされる42の音が15の単語におさめられています。それをひとつずつ学んでいくというスタイル。今までにない、新しいスタイルですね。
「通じる」発音を、できるだけ楽にマスターするために構成。日本人の発音のクセを踏まえて解説してあり、これから英語学習をはじめる方から、中級者まで幅広く活用できます。
口の大きさや開き方を示した絵やこまかな解説、練習もうれしい。特徴的な英語の発音など音声変化についても紹介しています。
「耳慣らし英語リスニング 2週間集中ゼミ」小川直樹 監修・執筆
"リスニング"というタイトルですが、あなたの英語が伝わりやすくなるために必要な音やルールが解説されいるので、早い英語が聞き取れるようになりたい、リスニング力を伸ばしたい方、発音を強化したい方におすすめです。
この本で学べることは、英語の発音の全体像です。母語・子音だけではなく、音声変化、強弱、リズム、イントネーションをはじめ、短縮形や英米の発音の違い、カタカナの外来語の発音などが幅広く学べます。
例や練習も「文単位」なので、実際に会話で出てくる形で本番に備えることができるのも良いです。
「英語リスニングの鬼100則」米山明日香著
こちらは「リスニング」と謳っていますが、英語の音をひとつずつ詳しく解説してあり音声もついているので発音強化の練習にも十分に活用できます。
「解説で音の仕組みを確認 → 音声で音の出し方を練習 → 力試し」この流れで、本当にあなたがその音を聞き取れるようになったかを確認することができます。
本は厚めですが、例えば1音4ページの内、解説は1ページ半長くても2ページ、残りの2ページが練習問題という割合です。
練習問題を多くこなして英語発音の感覚を掴みたい方にオススメです。
「あいうえおフォニックス 母音/子音」
YouTubeでも人気のチャンネル、あいうえおフォニックス。
「このくらいで大丈夫だよ」のように、やさしくてゆるめの雰囲気で解説してくれるのでリラックスして取り組めます。
イラストも分かりやすく、さらに動画でも確認できるので飽きません。その音が使われている単語をたくさん提示してくれるため、実際に使う形で練習できるのも嬉しいポイントです。
英語の発音ができない・難しい!発音の練習におすすめの教材
今回は、英語の発音強化におすすめの参考書をご紹介しました。
ご紹介した教材で、まず英語の音をひとつずつ確認しましょう。
そして、その後さまざまな形で英語に出会ったときに発音が分からないときは、めんどくさがらずに確認しながら、確実にその音を発音できるようにしていきましょう!