幼いころ、ピアノのレッスンで和音の聞き取り練習がありました。
「#や♭付きの3和音、4和音を当てていく」という作業。
見えない音を当てて音符で書き起こしていくというこのゲームが、私は結構得意だったんです。
今思うとよくあんなことができたなと感心しますが、その理由を改めて考えたら英語にもあてはまる!
ということで「英語の聞き取りが苦手」「リスニングのコツが知りたい」とお悩みのあなたに、今回は
- 英語の音を学んだ方がいい理由
- リスニング力を上げるに学ぶこと
についてお話します。
1音ずつ認識することのメリット
見えない複数の音を聞き分けて答える。
それができた理由は「すでに1音ずつ認識していたから」なんじゃないかと思います。
例えば、1音ずつの口頭で音当てしたり、「聞こえてくる単音のメロディ」に合わせて「ド・レ・ミ...」で歌ったり。
意識的に音を認識する時間があったことが、3音、4音が重なっても、自分が弾いたことがない和音でも、紐解くことができたんだと思います。
これって英語でも同じだと思います。
英語の基本の音を知っているか否かが、聞く・話すが楽になるポイントのひとつじゃないかと。
つまり、早い段階で音を認識することで手探り感みたいなのが減るわけです。
例えば会話のたびに、
このようなことが減らせます。
遠回りのようでいて実は近道なのが、音を知っておくことなんです。
大人の英語やりなおし(初心者レベル)で学ぶべき英語の発音は?
ですので、
- 相手の言っていることがいまいち聞き取れない
- 自分の発音で聞き返されることがよくある
こんなお悩みをもっているなら、ちょっと立ち止まって英語の音をもう一度確認しましょう。
チェックするのは、
- 英語の子音と母音 ※特に日本語にない音
- 音の変化のルール(音のつながり、音の脱落など)
このあたりをさらっと。
完璧に発音できなくてもOK。
まず、知ることが大事です。
知っていれば少しずつ認識できるようになります。
合っても間違ってもピンときやすくなります。
ここまできたらこっちのもんです。
合ってたらそのままガンガン使えばいいし、間違ってたらもう一度その音を聞き直して音の出し方を確認しなおせば大丈夫です。
「おおー!早速やってみようか!」
そう思ったら、すぐやろう!すぐ始めてみてください!
英語発音のおすすめ教材は「英語の発音ができない・難しい!発音の練習におすすめ教材」にまとめて紹介していますのでぜひ参考にしてみください。