こんな質問にお答えします!
might as wellは「〜したほうがよい」という意味がありますが、had betterやshouldとはニュアンスが違うので、いまいち使い方が分かりにくいですよね。
というわけで今回は、
- might as wellの意味
- might as wellの使い方
- might as wellの例文
を解説します!
このフレーズは日常会話でもよく使われるのでニュアンスを掴んで、便利に使っていきましょう!
might as wellとは?意味を解説
「might as well」は、他に良い選択肢がない場合や特に反対する理由がない場合に、ある行動を取ることを示す表現です。
無理に何かをする必要があるわけではなく、提案や軽いおすすめの形で使われることが多いです。
「せっかくなので」「ベスト案じゃないけど、まぁ、それをしたほうがよい」といったニュアンスが含まれます。
英語圏の語学学校でもよく使われる良質の文法テキスト、『English Grammar in Use 5th edition Book with answers and interactive ebook』の説明をみてみましょう。
We might as well do something = We should do it because there is no better alternative. There is no reason not to do it. May as well also possible.
引用元:English Grammar in Use
辞書も確認してみます。
1. used to suggest doing something because you cannot think of anything better to do
2. used for saying that it would not make any difference if you did something else
引用元:macmillan dictionary
それぞれの解説をまとめると、「might as well〜」という表現には、
- ほかにそれ以上の選択肢がないし、それをやらない理由もない、せっかくなのでやろう
- 他のことをしても結果は同じなのでそうしたほうがよい
might as wellの使い方
まずは、形の確認。
例えば、
It's raining, so we might as well stay indoors.(雨が降っているので、家の中にいたほうがよさそう)
このような形ですね。
ニュアンスの確認ですが、控えめに提案や意志を表現するときに使われます。「〜しても悪くないのでは?」というイメージ。
特に計画が変更された際や、急な提案をする際に役立ちます。
You might as wellの使い方
主語を「You」にすると、相手に提案するときに使えます。
もちろんこの場合も、控えめな提案が含まれています。
彼女は今暇だから、電話した方がいいのでは。
might as wellの例文
There is a big traffic jam, the bus is going to take us 30min to get to the centre. We might as well walk. |
渋滞がひどい、バスだと中心街に着くのに30分かかる。これは歩いたほうがましだね。 |
There is nothing I want to watch on TV so I might as well go to bed. |
観たいテレビ番組がなにもないので、寝るとするか。 |
(電話口にて) |
A: 駅に着いたよ、家までどうやって行ったらいい? B: タクシーに乗ったほうがいいかも。バスよりは少し高いけど、早く着くしね。 |
If you have to do something, you might as well enjoy it! |
なにかしなければいけないなら、楽しむしかない! |
It is cold, so we might as well stay inside. |
なにかしなければいけないなら、楽しむしかない! |
We might as well go now; the traffic will get worse later. |
今出発したほうがいいかもしれません。後で渋滞がひどくなります。 |
might as wellの意味や使い方・例文のまとめ
今回は、ネイティブが会話でよく使う「might as well」についてお話ししました。
「他にそれよりもいい案がないし、今の状況ではそれがベストな案」「それをしない理由が見当たらない、せっかくだからやろう」というニュアンスをもつ。
というのがポイントでした。どんどん使って表現の幅をひろげてくださいね。