英会話に限らず外国語で話すときに頼りになるもの、それは『聞き返すフレーズ』です。
これは、初級だけに限らず、中級や上級になっても重要だと私は思います。
「聞き返す」ってちょっと勇気がいるかもしれませんが、日本語でも聞き取れなかったり意味が分からなかったら確認しますよね。それと同じです。
あなたが使えそうだな、覚えやすそうだな、と思うフレーズからいくつか覚えていくと心強いです。慣れるまでは実際にメモを横に置いておいてもいいと思いますよ。
英語が聞き取れない...はよくあること

オンライン英会話レッスンやアプリでの英会話でも、話す内容が大方分かってる場合は単語をチェックするなど準備をしておけば、本番の会話がよりスムーズにいくでしょう。
でも、実際はそれだけではカバーできないこともたくさんあります。予想だにしなかった答えが返ってきたり、質問をされたり。
それが会話の楽しさでもあるんですが、まだ慣れないうちはこんな感じで、


冷や汗かいたりするのもしょっちゅうです。
もちろん、
- 一発で相手の言っていることが分かって、
- 瞬時に自分の言いたいことを伝えられて、
- そのやりとりをスムーズに繰り返す
そんな会話を目指したいところですが、特に初級の段階からそうはうまくいかないんですよね。
英会話の先生なら黙っていても別の表現をしてくれるでしょう。あなたのレベルを知っている友人なら辛抱強く、心よく待ってくれるでしょう。
でも、旅先のカフェとかレストランとかショップとかになると結構容赦ないんですよね、これが。
ちゃんと聞き取れて答えないと全然違うものが出てきたりとか、「はぁ〜」ってため息つかれたりとか...。

だからこそ、聞くんです!
英語が分からなかった時に聞き返すフレーズ

どんな形でもいいので英会話を始めるときにまずやってほしいのが、「聞き返すフレーズ」を覚えておくこと。
ここではっきりと「もう一度言って?」と聞き返せば、相手はもっとゆっくり話してくれたり、別の表現で伝えてくれたりします。
そうすればあなたの欲しかったもの、やりたかったことができるようになるはずです。(自分の発音が伝わるかどうかの問題はまた別の機会にお話します)
『聞き返すフレーズ』で使えるのがこちら...
- Could you say that again?(もう一度言ってもらえますか?)
- Could you speak more slowly, please?(もっとゆっくり言ってもらえますか?)
- What do you mean by ◯◯(分からない単語)?(◯◯の意味はなんですか?)
- I'm sorry? (聞こえなかったのでもう一度いいですか?)※語尾は必ず上げましょう!
- Sorry. What was that? (すみません、なんですか?)
などを使って、相手の言っていることをきちんと理解するほうが、お互いにとって良いことばかりです。
聞き返すことで相手が言っていることが理解できるので、会話も続くし楽しい時間になるはずです。
- Which means...? (というと...?)
- Which means ○○? (それって○○っていうこと?)
この表現も便利です。
Which means?の文は、...のところで何も言わずに相手の目をみると、相手が新たに説明を追加してくれるはずです。
Which means ○○?の方は、自分が理解したことを確認するフレーズですね。
ですので、○○のところで英文を入れる必要があるので少し難しく感じるかもしれませんが、分かる英語で聞いてみてください。
例えば、
- Which means you said that to her? (つまり、あなたが彼女にそれを言ったってこと?)
みたいな感じです。
というように、ぜひ『聞き返すフレーズ』のいくつかを覚えてしまうと安心です。

他にも、英会話初心者向けに聞き返しで使えるフレーズを『これだけは知っておきたい英語フレーズ』にまとめていますので是非参考にしてみてください。
英会話が分からない時に頼りになるフレーズとは?【初心者向け】のまとめ
今回は、英会話で聞き取れなかったり意味が分からなかった場合のために、聞き返すフレーズを覚えておくと便利だということをお伝えしました。
あなたが使いそうなフレーズ、覚えやすいフレーズをいくつか選んでおくと安心ですよ。